アラカンおやじのセミリタイアライフ

55歳で早期退職したサイドFIREおやじが日常と昔話を綴ります

田舎暮らしの高齢者とクルマ問題


録画したテレビ番組を見ました。高齢者が多く暮らす田舎町でのクルマの運転問題についての番組でした。田舎なので普段の買い物や病院への行き来などの生活に、クルマはなくてはならない必需品です。お年寄りが多い田舎町でも、元気なうちはみなさん運転されていました。でも高齢者は自分でも気が付かないうちに、年々運動能力や判断力が弱くなり、それが事故を起こす原因になってしまいます。よくあるアクセルとブレーキの踏み間違いもさることながら、交差点や踏切での一旦停止を怠ったり(したつもり)、右左折の指示に対してことごとく逆に行動してしまったり(自分が正しいと思っている)など、さまざまな具体例が紹介されていました。

 

先日、海外ドライブの思い出話を書いたのですが、その時、最近は全く運転する機会がないにも関わらず、運転免許証の更新をしたことについて触れました。また、そのクセ運転には自信があるだのとも書いています。おいおい、こういう己のことを理解できないおじいさんが、まさに将来事故を起こす予備軍ではないか・・・。テレビを見ながら我が身を振り返り、海より深く反省したところです。

 

幸い我が家はこの番組で出てきた田舎とは180度違い、公共交通機関の発達した便利な都会で暮らしていますので、クルマや運転免許証がなくても移動にはまったく困りません。だから、この10年以上も自家用車を保有せずに暮らしてきました。

もし今のワタシが自家用車を保有したなら、車両本体価格以外にどのくらいのお金が必要になるでしょう。まず、我が家のマンション駐車場は、1ヶ月2万円の駐車料金が必要になります。それに毎年の税金や任意自動車保険、ガソリン代や車検整備など、なんやかんやで、年間50万円以上は掛かるのではないでしょうか。となると、10年以上クルマを保有しなかった我が家は、500万円以上出費を抑えられたということになります。これを4%福利で運用していれば、10年後には23%ほど増えて615万円にもなります。うひゃ〜、こりゃ見逃せない金額です。今の都会暮らしを続ける限り、今後もこの額以上が毎年節約できることになりますので、田舎暮らしの方には大変心苦しいですが、資産的には都会の大勝ちです。

 

また、アラカンおやじのワタシも、これから歳を取っていくにつれてどんどん運動能力が衰えてくるので、たまの運転ではいつ事故を起こすか分かりません。番組でも紹介されていましたが、どんなに気を付けていても無意識に違反していることがあるそうです。万が一大きな事故を起こしてしまったら、せっかくの楽しいセミリタイア生活もハイそれまでです。自分ひとりならまだしも、妻や家族、事故相手とその家族まで巻き込んでしまうことになります。


将来のことを冷静に考えると、憧れのリタイア後田舎暮らしをあきらめて、おとなしく公共交通機関が整った都会でセミリタイア生活を送る方がよいのではないかとつくづく思いました。田舎暮らしもマイカーもあきらめて、今日も電車でお出かけします・・・いや、暑いので引き籠もっていようと思います。

 

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