アーリーリタイアを目指した2017年頃から、EXCELを使って毎月シコシコ家計簿を付けてきました。支出に関しては、クレジットカード決済中心とすることで、月末にカード明細を見ながら支出項目ごとに集計しています。
今年でセミリタイアして丸4年になりましたので、年間の支出額についてもほぼ落ち着いて来たのではないかと思い、リタイア2ヶ月後の2020年8月から1年毎の集計を出してみました。以下、項目ごとの支出年額を4年間の平均値で紹介してみたいと思います。
・固定費1(税、保険、住宅費):平均約88万円/年
年金と住民税は1.5年後から免除になっており、バラツキが多くなってしまいますので、最初から省いた形で平均値を取ってみました。保険のウエイトが大きいですが、60歳になる来年でワタシの分の終身医療保険は払込が終了します。また、がん保険はこれを機に解約を考えておりますので、来年以降は保険代を減額できそうです。ちなみに住宅費は、すでにローン返済済みのため、管理費や修繕積立金のみです。クルマは持っていないので、駐車場料金やローンなどの維持費はありません。
・固定費2(光熱費、通信費):平均約38万円/年
内訳としては、電気:12.5万円、ガス:7.5万円、水道:6.5万円、ネット通信費:38万円、その他:2.5万円となっています。政府の補助などが入ったおかげで、意外に電気・ガス代は大きく変化していませんでした。来年以降補助が入らなくなると、少し高めになる可能性があります。もっと節約せねば・・・。
・変動費1(食費、日用品、医療費、娯楽費、交通費等):平均約175万円/年
これは今年の値が大きくなっており(約210万円)、物価高による値上がりの影響が出ているものと思います。円安株高に気を良くして、ちょっと贅沢し過ぎた分も入っているかもしれませんが。これからも物価は上昇傾向でしょうから、より一層、気持ちとサイフの紐を引き締めていかないといけませんね。でも外食もしないし、服はユニクロなんですけど、これ以上どこを・・・?
・変動費2(大物家電、リフォーム等):平均約50万円/年
これは変動費のなかでも、特に大きくばらつく項目です。何もなかった年の20万円以下から、ちょっとしたリフォームをした年の70万円まで幅があります。すでに10年以上経過した大物家電がそろそろ順番にくたびれて来ていますので、これから数年はこの程度の予算がコンスタントに必要になると思われます。
以上、合計の支出額は、4年平均で約350万円/年、直近では385万円/年と少し高めになっています。
これに対して収入は、仕事から約165万円/年、給付や還付金で約35万円/年と、4年平均で合計約200万円/年しかありませんでした。つまり毎年約150万円程度の赤字になっています。この赤字部分を資産の取り崩しで埋めている感じです。年利4%で150万円を得るには、単純に3750万円必要という計算になりますね。
今年の頭からは仕事量が少し増えていますので、来年は収入増に伴い年金や住民税の支払いも発生するし、国保の負担も増えることになりそうです。国からの給付を貰えるのも、今年が最後になるでしょう。でも、当然収入はそれ以上に増えることになりますので、資産からの取り崩し額については今と大きく変化ないものと考えています。
このペースで行けば、仕事の収入がある限りは資産総額の目減りは避けられそうで、世界経済の状況次第では毎年微増していくことも期待できそうです。いつからかはまだ決めていませんが、数年後に現在の収入が年金に置き換わっても、今の状況と大差ない収支を維持していくことが目下の目標になります。そういう観点から、いつまで仕事を継続して、いつから年金生活に入るかを検討していきたいと思っています。それにはもちろん健康であることが大前提になりますので、一番大切なのは健康管理と維持になりますね。
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