アラカンおやじのセミリタイアライフ

55歳で早期退職したサイドFIREおやじが日常と昔話を綴ります

セミリタイア生活は退屈?


FIREやセミリタイアに限らず、会社を退職した後は長く自由な時間ができるので、趣味を持ったり地域コミュニティに参加したりできるように事前に準備しておくべきだという話を良く耳にします。そうしないと退職した途端何もすることがなくなり、死ぬまで続く暇な時間に耐えきれなくなってしまうと。実際そうなってしまって、FIREを「卒業」して再就職したり、定年後に再雇用で仕事を続けたりする人の話もネットで見かけますよね。

 

ワタシはアーリーリタイアして丸4年になりますが、一度も暇でしょうがないと感じたことがありません。ゴルフや陶芸など1日中没頭するような趣味もなく、自治会やボランティアなどの地域コミュニティや行事に参加するわけでもありません。少しだけ家で仕事はしてはいますが3〜4時間だけのことなので、残りの20時間ほどは寝ているか家の中で何かしていることになります。それでも全然不満がないばかりか、こんな毎日の生活がとても気に入っていて、マジで今が人生で一番幸せなのではないかと思っています。

 

元々アーリーリタイアの道を選んだのは、他の多くのFIRE民の方同様、会社での人間関係に疲れたことも大きな理由のひとつでした。ですから、せっかく退職したのに、また違うコミュニティに属して他人とストレスフルな関係を持ちたいとは思いません。複数の他人が集まれば当然皆それぞれ違う考えを持っているので、自分勝手な言動や行動が取れなくなるのが窮屈でしょうがなく思えるからです。

できるだけ他人との関わりを少なくして、ストレスを感じる機会を意識的に減らして生活しています。何かのコミュニティに参加するなんてもってのほかだし、仕事は完全リモートでクライアントとも一度も直接会話したことがありません。当たり障りのないメールでのやりとりのみで済ませています。

ついに最近では、人の多いところに外出することすらストレスを感じて出不精になってきました。前から歩きスマホした人が迫ってきたらイラッとしません?これもできれば避けたい対人ストレスなんです。

 

では、自由な時間(基本的にいつも自由ですが)に何をしているか?と言えば、妻とおしゃべりしていたり散歩や食事したり、一人の時はPCでブログやYouTubeを見たり猫と遊んだりして過ごしています。何も特別なことはしていません。リタイア後は家事も積極的にやっていますので、掃除、洗濯、洗い物、ゴミ出しなど、結構忙しく動き回ってもいます。たっぷり時間があるので、ひとつひとつのことを丁寧にやるようにはなりました。
そうすると毎日があっという間に過ぎていくので、一体どこで暇を持て余してしまうのか、ワタシにはまったく理解ができないのです。

 

こんな出不精でコミュ障のアラカンおやじには、今のセミリタイア生活はとてもしっくりしています。むしろセミリタイア生活とは、ワタシのような社会性の欠如した人間のためにあるのではないかと思うほどです。これからもできるだけこの生活が長く続けられることを切に望んでいます。

そんなワタシの人生の師匠は、我が家の猫たちです。猫は毎日なにもしませんが、ちっとも退屈そうではありません。少しでも猫たちの生活に近づけられるよう、これからもセミリタイア道を精進していきたいと考えています。

 

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