東京都知事選、終わりましたね。都民でもないのに勝手に期待していた石丸伸二候補は善戦したものの敗れ、小池さんが71歳からの3期目に入ることになりました。60歳以上の年齢層で圧倒的な支持を得たそうです。海の向こうのバイデンさんやトランプさんよりは若干若いものの、任期満了時は後期高齢者。体力的にも判断力などの知的能力的にも、最後まで都知事の重責に耐えられるのでしょうか。いやはや、すごいパワー(権力欲?)ですね〜。
ワタシは55歳でエンジニアをアーリーリタイアしましたが、その理由のひとつとして、それまで従事していた職種における技術的なトレンドが大きく変わり、ワタシの経験では歯が立たなくなってしまったことがあります。新しい技術に対する知識も経験も持たないのに、組織を代表してマネージメントしていくことに疑問を感じ、それなら早いうちに優秀な若い人に道を譲った方が良いと思ったのです。集団自決発言で大炎上した経済学者の成田悠輔さんに言われるまでもなく、55歳で自ら切腹したことになります。逃げるが勝ちです。
ワタシは、老害になってしまう前にアーリーリタイアして後進に道を譲り、さっさと新しいセミリタイア人生をスタートさせるべきと思う派です。若者のお荷物になるだけならまだしも、頭も体も動きの悪い老人(対若者比)が、未来ある若者の頭を抑えつけることは絶対避けなければならないと思っています。自分がそんな老害になるなんて、まっぴらごめんです。でも現実の日本の会社では、大量の使用済み老社員が邪魔で、やりたいことができない若手社員も多くいるのではないでしょうか。そりゃ仕事がつまらなくなって、年寄りたちより早くにFIREしたくなっちゃうのも無理ないと思いますよ。生産性の低くなった老人が70歳まで雇用延長され、逆に優秀な若い社員が先に抜けていく、ちょっと歪んだ構造ですよね。
みんなそれぞれ事情があると思いますので、他人の考えにアレコレ口出すのは良くないことです。でもワタシ自身は老害になる前にアーリーリタイアして良かったと思っています。今の仕事は、個人で在宅でできる裏方作業なので、若者の迷惑にならないように働けますから。
さて、果たして小池さんは老害にならずに任期を満了することができるのか?今後は永遠の若さを持つ「AI百合子」に都政を任せ、院政を敷くおつもりなのでしょうか?東京都外から遠巻きに眺めて楽しませてもらいます。
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