アラカンおやじのセミリタイアライフ

55歳で早期退職したサイドFIREおやじが日常と昔話を綴ります

セミリタイアして使わなくなったものシリーズ【その1】

以前は必需品だったのに、セミリタイアしてから使わなくなったものがいくつかあります。今回はシリーズその1、スーツです。

もともとがエンジニアであったため、普段社内でのスタイルは日系企業のときは作業着、外資系企業でもノーネクタイのカジュアル着が主流でした。ですから若いころはスーツやネクタイは、たまに他所へ出張する時しか着ませんでした。そんなワタシでも年取って中間管理職になってからは、真夏を除くと基本はスーツやジャケットを着用するようになりました。仕事上、顧客のところへ行くことも多くなったし。となると着回し用も必要なので、シャツやネクタイ、革靴も含めて、夏冬それぞれ5着分くらいは持つはめに。狭いクローゼットの中で結構場所を取るのが悩みでした。もちろん、お財布にも痛い。。。

これらはセミリタイアしたと同時に、一切着用する機会がなくなりました。リタイア後の4年間でスーツやジャケットを着用したのはたったの2回。息子の結婚前にお相手のご両親と顔合わせしたときと、身内のお葬式のときだけです。それでもさすがにジャケットとスラックスくらいは何かあった際に必要だろうと、1セットだけは残してありますが、あとはすべてメルカリに出品して処分しちゃいました。ちなみに、残した1セットのジャケパンも結局はまったく着ていませんが・・・(「何かの際」なんてことはないということですね)。

今の普段の服装はというと、もっぱらユニクロまたはGU製品です。冬は超極暖Tシャツ+裏起毛暖パンにダウンジャケット、夏はエアリズムTシャツ+短パンでございます。春や秋にはGUの綿パンやスウエットパーカーも着ますが、いずれにせよ上から下まで、さらには中身の下着まで、すべてファーストリテイリング製のヘビーユーザーです。きっと柳井さんはワタシに足を向けて寝られないはずです(一株くらいくれてもいいのに)。

上下ユニクロをまるでセミリタイアのユニフォームかのように4年間着続けた結果、襟のあるシャツ、ベルトを必要とするズボン、スニーカー以外の革靴など、まったく着用する気にならなくなってしまいました。スーツやジャケットは言うまでもなく、Gパンですら機能性に欠け(暑い!・寒い!)、重く、動きにくく、全く良いところが感じられないのです。もはやユニクロの商品に中毒性すら感じてしまいます。やばい、もう抜けられない、やめられない・・・これが奴らの作戦か?

この夏もまだ梅雨明けもしないうちから、日本中で猛暑になっています。長年スーツやシャツを着て仕事していたなんて、今ではにわかに信じられません。おかげさまで我が家のクローゼットはとても風通しが良くなって、梅雨時期でもカビ知らずです。あっそう言えば、スーツと一緒に「アイロン」も不用品となっています。

 

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